全日本中学校技術・家庭科研究会

人を育てる、技術・家庭科

第24回フェアの報告 web生徒作品コンクール

(一社)日本産業技術教育学会長賞



分野・部門技術分野I部門
都道府県36広島県
学校名廿日市市立吉和中学校
作品名・チーム名釣り竿立て
制作人数1
生徒名國枝 天善
作品の紹介
作品の工夫した点や、改善について
1つ目は、設計の工夫です。ティンカーキャドを使って立体の構想を行いました。実際の大きさでそのまま制作でき、後の修正も簡単に行うことができました。その時、釣り竿の重さや構造などで倒れたりしないように、側板に傾斜をつけ転倒防止も工夫しました。
2つ目は、4本の釣り竿が均等におけるように、受け穴の位置を計算し「けがき」、ホールソーという道具を使い、一枚の板に4箇所の穴をあけ、その後縦引きし分割して、上下に取り付けました。
3つ目は、2枚の側板の傾斜を同じにするため、ガムテープと木工万力で固定し、こばを鉋で何度も削り加工し、傾斜も機械で行ったように正確にできました。
以上以外にも、その他の加工・組み立て・仕上げなども、丁寧に行いました。
実際に使用してみて、前方にも、前板をつけたほうが構造が丈夫になるのがわかりました。実際使用してみないとわからないことも多いと思いました。しっかり考え設計・製作した作品なので、大切に使いたいと思います。

審査評価コメント 設計に3DCADを活用し、繰り返し作品の設計を行い、精巧なデザインに仕上がっている。また、製作する中で角度を工夫するなどをしている