林野庁長官賞
分野・部門技術分野II部門
都道府県06山形県
学校名上山市立宮川中学校
作品名・チーム名黒柿（地域素材で製作した）広さの変わる和机
制作人数1
生徒名須田 正義
作品の紹介
この作品の工夫点は、大きく３つあります。
(1)天板の広さを片側、または両側の板を広げることで２段階で幅広くすることができること。
(2)側面にある板を天板として使用するときの固定方法で、天板の下部に２つの木枠があり、それを外
側に引き出すことによって天板を水平に支えることができること。※写真参照
(3)黒柿特有の美しい木目を生かすために、天板には一枚板を使用し、側面の板と木目がぴったりと合
うようにしたこと。以上の３点が工夫点です。
特に、(2)の両端にあった板を、もともとの天板の板と水平になるように、木枠のスライド部分の下
部に木片を取り付けて調整することがとても難しく大変でした。
他にも地域素材である、貴重な銘木の「黒柿」だけで作品を構成したことや、仕上げにもこだわっ
て自然素材のツバキの実から採取できる「ツバキ油」を塗って仕上げました。
また、接合部分もできるだけ金属を使わないように、ホゾ組みやダボ接ぎで製作を進めました。
自分の部屋で活用するときに、コンパクトにしたり、作業したり書道をする時など大きく広げて使用
できる机は便利だと思って製作しました。
都道府県06山形県
学校名上山市立宮川中学校
作品名・チーム名黒柿（地域素材で製作した）広さの変わる和机
制作人数1
生徒名須田 正義
作品の紹介
この作品の工夫点は、大きく３つあります。
(1)天板の広さを片側、または両側の板を広げることで２段階で幅広くすることができること。
(2)側面にある板を天板として使用するときの固定方法で、天板の下部に２つの木枠があり、それを外
側に引き出すことによって天板を水平に支えることができること。※写真参照
(3)黒柿特有の美しい木目を生かすために、天板には一枚板を使用し、側面の板と木目がぴったりと合
うようにしたこと。以上の３点が工夫点です。
特に、(2)の両端にあった板を、もともとの天板の板と水平になるように、木枠のスライド部分の下
部に木片を取り付けて調整することがとても難しく大変でした。
他にも地域素材である、貴重な銘木の「黒柿」だけで作品を構成したことや、仕上げにもこだわっ
て自然素材のツバキの実から採取できる「ツバキ油」を塗って仕上げました。
また、接合部分もできるだけ金属を使わないように、ホゾ組みやダボ接ぎで製作を進めました。
自分の部屋で活用するときに、コンパクトにしたり、作業したり書道をする時など大きく広げて使用
できる机は便利だと思って製作しました。
審査評価コメント 地域の木材を活用し、丁寧に、そしてしっかりとした技術で仕上げられています。用途に合わせて机の幅を変える工夫、仕組みも素晴らしく、いろいろな場面で活用できそうな、美しい作品と思います。